2025.01.24
こんにちは設計部の長妻です。
今回は、内装に木材を活用する「木質化」についてご紹介します。
「木質化」とは内装の天井や壁に木材を利用し木の見える分量を増やすことを言います。
一言に「木材」と言っても、使い方ひとつで空間の印象は大きく変わります。
一般的には、板状の木材を平らに張った天井が多く見られますが、木材の見せ方も多様化してきました。
構造材の梁(ハリ)を見せ、天井を白系に仕上げた例です。梁が空間にアクセントを加え、立体感が際立ちます。
マス目に組まれた梁と屋根の下地板を見せた例。屋根の下地板をあえて見せることで、開放感のあるデザインに仕上げました。
まるで外部の軒下にいるかのような、化粧垂木(ケショウタルキ)を用いたデザインです。木材がもたらす自然の心地よさが広がります。
黒く塗装した天井板に、角材を等間隔で配置する目透かし(メスカシ)天井。
内装に木材を45%以上使用することで、睡眠の質の向上や作業効率の改善が期待できるというデータがあります。 さらに、木材には湿度を調整する効果や、心理的・身体的なストレスを緩和する働きがあるとされています。
当社の本社事務所でも、木材をふんだんに使った内装を採用しており、居心地の良さや集中しやすい環境を形成しております。
私たちは、構造材だけでなく内部外装にも木材をふんだんに使った家づくりを行っています。また、店舗や事務所の木質化リノベーションにも対応可能ですので、興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
自社のモデルハウス「里山の平屋暮らしの家」や「花畑ドミノ」でも、木材を使用した天井をご覧いただけます。ご見学の際に是非ご確認ください。