2025.06.09
先日、新しいお住まいで暮らし始めたオーナー様ご夫妻を弊社の社屋にお招きし、家づくりのこだわりや新居での暮らしについてお話を伺いました。当初は「平屋に住みたい!」という夢から始まった家づくり。限られた広さの土地の中で、その理想をどう形にしたのか、そして「将来の暮らしやすさ」を大切にされた住まいづくりについて、たっぷり語っていただきました。
「本当は平屋が理想だったんです。でも、土地の広さを考えると難しくて。そこで、『1階で暮らしが完結する』間取りにしていただきました」とオーナー様。
ご両親のお住まいで、年齢を重ねると2階をあまり使わなくなるという経験をされたそうで、「それなら最初から、毎日の生活は1階で済ませられるようにしておこうと思いました」とお話しくださいました。
さらに、暮らしやすさの工夫として採用されたのが、回遊動線の間取りです。家の中を行き止まりなくぐるりと回れるつくりで、日々の動きがスムーズになり、家事の効率もぐんと上がったそうです。
住まいの性能にもとことんこだわったというオーナー様。
「部屋ごとの温度差が少ない家にしたいと思っていました。断熱、気密、排気…そういった部分はしっかりお願いしました」と話してくださいました。
温度差が少ない家は、身体への負担が少なく、ヒートショックのリスクも減らせます。今回の家づくりでは、通常の充填断熱に加え、付加断熱も実施。これにより、これからの長い暮らしを見据えて、快適性と安心感を兼ね備えた住まいが実現しました。
「住宅地ですが、コの字型の建物にしたおかげで、外からの視線を気にせず過ごせるプライベートな外部空間ができました。朝キッチンに立つと、コの字型に囲まれたデッキにある植物の緑が目に入るそうで、「とても気持ちがいいんです」と、笑顔で教えてくれました。
これから家づくりをされる方へのアドバイスもいただきました。
「ネットの情報だけでなく、見学会などで“実物”を見て、自分なりに理解しておくと良いと思います。全部お任せする方もいるとは思いますが、うちは“こうしたい”という希望を伝えて、それをきちんと受け止めていただけたことで、満足のいく住まいになりました」
オーナー様ご自身も家づくりについて勉強されたとのことで、そうした“主体的な関わり”が、納得のいく家づくりにつながったようです。
新居での暮らしをスタートして、約1か月半。「とにかく快適です。今朝もぐっすり眠れて、ちょっと寝すぎたくらいです(笑)」と、心地よい毎日を実感されているご様子でした。
オーナー様の住まいは、今だけでなく、これから先もずっと心地よく過ごせる「暮らしやすさ」と「将来の安心感」が共存したお住まいとなっています。
これからも、オーナー様がこの素晴らしいお住まいで充実した毎日を送れるよう、私たち工務店は「家守り」として末永くサポートしてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。