2025.07.10
こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
設計部の長妻です。
今日は、お客様同士のご縁がつながり、理想の住まいづくりが形になった、心あたたまるエピソードをご紹介します。
家づくりの計画が順調に進んでいらっしゃらなかったお客様が、数年前にご参加いただいた完成見学会での「心地よさ」を思い出され、何かヒントを得られるのではと思い、当時見学されたお住まいを再訪されました。
その訪問先では、OB様ご家族が温かく迎え入れてくださり、住み替え前後の暮らしの変化や、工夫された家事動線、時間の流れ方、そして庭や家庭菜園が暮らしにもたらす豊かさについて、たくさんの実体験をお話しいただきました。
お帰りになる際、OB様ご夫婦は5歳になるお嬢様に可愛いぬいぐるみと、お庭で拾ったたくさんのドングリをプレゼントしてくださったそうです。その後の打ち合わせでは、お嬢様がそのぬいぐるみをいつも大切に抱えてきてくれたのが、今でも心に残っています。
そして、いよいよ着工。工事が始まる前の土地に、あの日いただいたドングリをご家族で植えられました。上棟の頃には、小さな芽が顔を出していたそうです。
その芽を誤って踏まないように、現場監督が目印をつけ、職人たちも皆でその成長を見守ってくれています。
来年2月には、新しいお住まいが無事完成する予定です。
そして4月には、娘様がいよいよご入学。私たちも今からとても楽しみにしています。
最後に、ある打ち合わせの前に娘様からいただいた、可愛らしいお手紙をご紹介します。
こうした何気ないやりとりが、私たちの仕事の大きな励みです。これからも、ご家族の笑顔がさらに増えるよう、心を込めて住まいづくりを進めてまいります。