2023.11.22
11月15日〜17日にかけて、東京ビッグサイトで開催中のジャパンホームショー会場にて、わざわ座展覧会・デザインコンテスト「ハンガー+フック」展が開催されました。
大工さんが木と手仕事で家に似合う家具をつくる活動「大工の手」。毎年行われるこのコンテストには創意工夫に富んだ作品が全国から集まってきます。柴木材店もこのデザインコンテストに作品を出品しました。
大工の手らしく、住宅建築の現場にある材料でつくられたブースは雰囲気があります。
形、素材も様々で個性溢れるデザインのハンガーが並びます。
作品は、手先が器用な設計スタッフの相澤が製作しました。
「平行ではない2本の箸を繋げるダボ穴加工では持ち前の器用さと元大工の技術を活かした。茨城県のソウルフードの「納豆」をモチーフにデザインした。納豆には大きさの異なるウッドビーズを使い、つなげた紐の長さを変えることで糸を引く様子を再現した。左右の重さのバランスを整えるため「納豆ネックレス」をかけることでバランスを整えた。茨城県民としてうれしい、楽しいハンガーになった。」
何気なく取れている左右のバランスにも正確な施工があってこそ。
丸棒の箸と納豆をイメージした球体を絶妙に重ねることが難しい…
半球体を削り、お椀に盛られたご飯を作ります。
色を塗ると納豆ご飯の出来上がり!
多くの票を集めた人気作品や、腕の見せどころやデザインが素敵な作品には、「大賞」「小泉賞」「伊礼賞」「新建新聞社賞」が贈られるとの事。結果が楽しみです。