2025.07.17
営業部の柴雄二です。
澄み渡る青空のもと2月に地鎮祭を行ってからおよそ5ヶ月。
下妻保育園新園舎の工事はいよいよ建物の骨組みが完成し、先日、上棟式を迎えました。
70年にわたり地域の子どもたちを育んできたこの園に、新たな節目が訪れたことを、私たちも感慨深く感じています。
この日は、年少さんから年長さんまでの園児たちが、元気に参加してくれました。
上棟式では、ひとりひとりが静かに手を合わせ、お焼香をする姿がとても印象的で、小さな背中からでも、「新しい園舎が無事にできますように」という、まっすぐな願いが伝わってくるようでした。
先生、園児全員参加での上棟式が終わると、もうひとつのお楽しみ、「釘打ち体験」の時間です。
特設の釘打ち台の前で、大工さんがカンッ、カンッと見事なお手本を披露すると、「すごい!」と、歓声が上がりました。
初めて触れる金槌ちの感触に緊張しながらも、先生に手を添えてもらいながら、真剣な表情で釘を打ち込んでいく子どもたち。
その一打ち一打ちに、子どもたちの記憶に残る一日になってほしい――そんな想いを込めて、私たちもそっと見守りました。
もしこの体験を通じて、「大工さんになりたい!」と思ってくれた子がいて、
それがいつか将来の夢に繋がっていれば、こんなにうれしいことはありません。
新園舎の完成までは、あと4ヶ月ほど。
この場所で、これからもたくさんの笑顔と成長の物語が紡がれていくことを願いながら、
引き続き、安全を最優先に工事を進めてまいります。