格子がつくる快適な暮らし

2025.07.04

こんにちは、設計の相澤です。

格子というと、和のイメージが強いかもしれませんが、実は現代住宅にも自然に馴染む優れたデザイン要素です。通気性や採光性を保ちながら、視線をほどよく遮るこの「格子」は、弊社の住まいづくりにも多く取り入れられています。今回は、実際の施工事例をもとにご紹介したいと思います。

■ 視線を遮りつつ、迎える玄関

住宅街に建つこの家では、玄関前に縦格子のスクリーンを設けることで、道ゆく人からの視線をやわらげながらも、風通しのよいエントランス空間を実現しています。
帰宅時にほっとできる、さりげない「余白」を演出しています。光が透け、風が抜ける格子の効果で、閉じすぎないプライバシーが確保されている点も魅力です。

■ カーテンのいらない暮らしを叶える格子の力

リビングの大きな窓に設置された格子戸は、視線を緩やかに遮りつつも、室内と外空間を繋ぎ、室内空間だけで終わらない広がりをつくりだしてくれます。屋外の景色を楽しみながらも外からの視線は遮る快適な設えです。

格子は、ただの装飾ではなく、光、風、視線をコントロールすることができるアイデアのひとつです。玄関や窓まわりなど、用途に応じてさまざまな場面で活用できます。

住む人の暮らし方に合わせて、格子の配置やデザインをご提案しています。つくば市春風台にあるモデルハウス「里山も平屋暮らしの家」ではご体感も可能です。ご予約の上、是非ご来場ください。

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