住まいとエクステリア

2024.08.01

設計部の相澤です。

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

住まいは周囲の雰囲気や、街並みを造りだす重要な要素です。私たちは、建てる住まいが環境に自然に溶け込み、住む人はもちろん周囲の方々にも心地よく感じていただけるよう心がけています。今回は、住まいのエクステリアについてお話しします。

木塀と植栽を活かす住まい

木塀で敷地を囲みながら、外側にも木を植えることで、広がりのある自然な仕上がりになります。室内から見ると、木塀で外からの視線が遮られ落ち着いた印象の庭が造れます。特に建物の南側に人通りがある場合に効果的で、プライベート空間を守りつつ、行き交う人々にも緑の癒しをお届けできます。

植栽を活かす住まい

塀を設けずに自然の木を植樹することで、庭だけでなく周囲からも自然を楽しむことができます。植栽は枝葉の手入れは必要ですが、刻々と変化する季節の移ろいが感じられる美しい住まいとなります。

借景を愉しむ住まい

借景を存分に愉しむために、メッシュフェンスや低い木柵にするなど、風景を連続させる方法もあります。敷地から見える景色が美しい場合に特に有効です。

木製の塀や生け垣などの植物は、見た目に優しく温もりを感じさせます。経年変化や植物の成長によって風合いが変わり、自然素材の建物とも相性が良いです。一方で、金属やブロックなどの工業製品は日々のメンテナンスが容易です。それぞれの特徴を理解し、お客様の敷地の状況や街並み、生活スタイルに合わせた最適な提案を心がけています。

これからも、皆様に喜んでいただける住まいづくりを目指してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

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