快適な窓辺を演出するために

2024.09.19

窓とひと口に言っても、その役割やデザインは目的に応じて様々です。快適な窓辺を実現するためには、窓の種類や設置方法を慎重に検討することが重要です。今回は、弊社の施工事例からいくつかの具体例をご紹介いたします。

<大きな窓で開放感あふれる空間を>

広々とした空間を求める方には、大きな窓の活用が最適です。この住宅では、手前に全開可能な窓と、奥に固定されたFIX窓を並べたデザインを採用しました。サッシの枠が見えず、窓一杯に広がるガラスが開放感を一層引き立てます。光や風を十分に取り込みながら、室内外の一体感を生み出します。

<コーナー窓で視覚的な広がりを強調>

建物の角に位置する空間では、コーナー窓を連続して設けることで、外の景観と室内を自然に繋げることができます。特に、眺望を楽しみたい方向に連窓を配置することで、広がりを感じさせる開放的な空間を実現します。

<景色を愉しむためにあえて低い位置に設定>

2階の窓をあえて低い位置に設置することで、足を伸ばしてリラックスしながら外の景色を楽しむことができます。この工夫により、自然と調和した快適な居場所が生まれます。また、横長の引き違い窓を使用することで、部屋全体が広く感じられるだけでなく、ロフトのような低い天井のスペースでも居心地の良い空間を提供しています。

<脱衣洗面スペースの工夫>

閉鎖的になりがちな脱衣洗面スペースには、透明ガラスの窓を設け、明るさと開放感を演出しました。その手前にスライド可能な鏡を配置することで、必要な時に外からの視線を遮ることができ、プライバシーを確保しながらも快適な空間を維持します。

お客様一人ひとりのライフスタイルや住まい方に合わせた、最適な窓の提案を行っております。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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