自然を感じる庭にたたずむ、平屋のような伸びやかな住まい。
2012年にこの住まいを完成させたHさんは、
「雨上がりにはウッドデッキから虹が見えることもあるんです」とほほ笑みます。
土浦市のHさんがご自宅の建築を考えたのは2011年のこと。雑誌を見て、美しい平屋の木の家に惹かれたのが、柴木材を知ったきっかけだったそう。「決して押し売りせず親しみやすい担当さんの人柄も、自分たちに合っている」と思い、依頼先を決めたといいます。 Hさんの希望は、「早く帰りたくなる家」。キッチンを家の「指令本部」とし、リビングを通って各部屋に行く形をご希望でした。雑誌を見て気に入った平屋の家を参考に、2階建てでも平屋に見えるようにしたい、というこだわりも。そこに柴木材からのプロならではの提案が加わり、プランがまとまりました。施工に入ってからも、疑問に思ったことがあればきちんと説明してくれたし、色決めなどで迷えば納得いくまで提案してくれたと振り返ります。
そんなプロセスを経て形になった住まい。「家は三回建てないと気に入るものができないと言うけれど、私たちは本音を伝えられたので、一回で満足の家ができました」とご夫婦は嬉しそうに語ってくださいました。
LDKは間仕切りのない大空間。ウッドデッキに面した大きな窓からは爽やかな風が入ってきます。「窓の配置が工夫されていて、爽やかな風が抜けるんです」とHさん。柴木材からの提案だという天窓からは、陽光が差し込んでいました。その柔らかな光によって、室内の木の風合いがより一層美しく感じられるようです。 そんな暮らしの器に、Hさんご夫婦のライフスタイルが感じられるインテリアやグリーンが加わって、リゾート地にいるようなすがすがしさ。外構に関わるお仕事をされているご主人も、「自然をより近くに感じることができる心地いい空間です」と太鼓判です。
室内はウッドデッキへと続き、さらに庭へとつながっていきます。庭づくりに精を出すご主人に「がんばって~!」と声を掛ける奥様とお子さんたち。この心地よさを感じてか、ご友人もたくさん遊びにいらっしゃるそう。家族のつながりと、人とのつながり、そして自然の心地よさ。どこか懐かしくて暖かい情景を見るようです。