住宅のクオリティは、最終的には現場の職人たちの施工に掛かってきます。 柴木材の住まいは、50年を超える柴木材の歴史を共にしてきた、経験と技術を持った大工が施工しています。その技術を活かした手仕事から学ぶことは多いですし、「一つとして手の抜ける住まいはない」という思いを職人たちと共有できることは、ものづくり工務店として誇りでもあります。
大工をはじめ職人たちの技術があるのはもちろんのことですが、それに加えて、目に見える形での施工管理を行っています。 関わる大工の経験や勘だけに頼っていると、物件により完成度にばらつきが出る危険性があるためです。人的裁量に頼り切るのではなく、施工基準に基づく品質管理をした上で、第三者機関の監査を徹底するなどして「ちゃんと」「きちんと」をコンスタントに形にできる体制を整えています。
柴木材店では、現場監督による徹底した現場チェックを基本としながらも、最先端のDX画像を活用した現場確認を行うことで、品質の精度を向上させています。この仕組みにより、現場監督だけでなく設計部門もVR検査を行い、複数の視点から現場を確認することが可能になりました。また、不明点があればすぐに現場へフィードバックを行う体制を整えています。
私たちはアプリを活用したDXシステムで情報を共有し、お客様と密接に連携しています。各お住まいごとに専用の工事進捗ページを設け、週に一度の経過報告を実施。360度カメラの画像で、現地にいるかのように最新の状況をご覧いただけます。また、チャットの機能を備え、小さな疑問にも迅速に共有・解決できる環境を整えています。これにより、お客様はご自宅から気軽に状況を確認でき、安心して家づくりを進めていただけます。
ドラックして見る方向を360度変えることができます
柴木材店では、デジタルツールによるチェックだけでなく、施工基準に基づいた品質管理をシステム化しています。また社内での検査にとどまらず、外部の専門機関による監査も実施し、第三者の視点を積極的に取り入れています。高品質な施工を安定的に実現するために万全の体制を整えています。
多くの建築会社が施工基準を持たない中、柴木材店は自社の「標準施工手引書(施工マニュアル)」に基づき品質管理を徹底しています。施工手順や許容範囲が明示された「同じモノサシ」を持つことで、現場管理者や職人の経験・スキルに左右されず、施工品質のばらつきがない住宅を提供しています。
設計から着工・完成まで、自ら設けた厳しい基準に基づく現場工程管理を実施しています。加えて、第三者機関による任意の監査を依頼しており、全行程で合計10回もの検査を行っています。万一の手違いも手直しがきかなくなる前に発見し、しっかり改善して次の工程に進むことにより、確かな品質管理を実現しています。
工事中の現場工程記録をしっかり行い、建物完成後に一冊にまとめて「現場監査記録書」としてお渡ししています。将来、リフォームや売却時にも非常に有効となる資料です。
お客様が安心して家づくりを進めていただくことが、私たちにとって何より大切です。全スタッフが「一つとして手を抜ける住まいはない」という思いを共有し、大切な家づくりに進撃に向き合っています。