2026.06.27
設計部の相澤です。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
住まいの開放感を高めるために、リビングに大きな窓(大開口)を設けたいというご要望をよくいただきます。しかし、そこで気になるのが「外からの視線」や「夏の強い日差し」です。

カーテンレースや既製品のシャッター で閉め切ってしまうと、せっかくの大開口も少しもったいない空間になってしまいます。そこで私たちがよくご提案するのが、造作の「格子戸(こうしど)」です。
格子戸の最大の魅力は、その絶妙な“透け感”にあります。

外からは室内の様子が見えにくく、プライバシーをしっかりと守りながらも、室内からはお庭の豊かな緑を心地よく眺めることができます。さらに、窓を開ければ、防犯性を保ちながら心地よい自然の風を家の中へと採り入れることも可能です。

そして何より、時間ごとに移り変わる「光と影」の表情が本当に美しいのです。 昼間は格子を通して柔らかな木漏れ日のような光がリビングに広がり、夜になれば室内から漏れる温かい灯りが、外観を優しく彩るアクセントになります。
日本の伝統的な知恵が生み出した格子戸は、現代のモダンな暮らし、そして私たちが大切にしている無垢材の空間にも自然と溶け込みます。
単なる目隠しや雨戸としてではなく、暮らしの風景を美しく変えてくれる格子戸の佇まい。 ぜひ、皆様の住まいづくりにも取り入れてみませんか?